生贄家族のネタバレと感想

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杉野アキユキが描く「生贄家族」のネタバレや簡単なあらすじ+見どころを私の感想を交えて紹介します。

漫画名 生贄家族
著者 杉野アキユキ
星で評価 4.5
評価チャート 生贄家族の評価チャート

ちなみに、生贄家族を無料PDFで読める漫画サイトやアプリを知りたい方は下記の記事も併せてご覧ください↓

生贄家族のネタバレ

生贄家族は、大豪邸に住む謎の家族に婿入りするようになった杉野という潜入捜査官が、この家族の秘密や連続殺人事件との関係性を暴いていく漫画です。

一見、何不自由なく暮らし幸せそうな家族に見えるんですが…

あらすじは?

実は、この家族には

  • 家族を縛る超ヤバイ掟・ルールが存在し
  • 家の中に図面では存在しない不気味な地下室があり
  • そこに狂気に満ちた殺人犯が存在する

かなり危ない家族だったんです。

父親が黒幕?犯人?

この漫画では、この家族の中に裏で起きている連続殺人事件の犯人がいるのではないかというテーマで物語が進んでいきます。

そして、潜入捜査官という目的で、この家族の一人「阿久津美波」と結婚し阿久津に忍び込んだ杉野純平こと霧沢巡査長が、

  • 家族の秘密や
  • 自宅の秘密
  • そして父親の秘密

を暴いていく内容になっています。

1番の見どころとしては、この家族を仕切る存在の父親がいつも不在なこと。そして、地下室で行われている殺人は父親が行っているかどうかと言う部分です。

生贄家族の犯人、黒幕

漫画自体は冒頭から、阿久津宅の地下室にいる謎のマスクを被った人間が連続殺人事件の犯人だという事は何となくわかっています。

ただ、このマスクをした人物が

  • 一体誰なのか?
  • 父親なのか?
  • 何の目的で殺人を犯すのか?
  • 本当の黒幕なのか?
  • 生贄の真の目的は?

という部分が少しずつ明らかになっていき物語が進んでいきます。

純平の弟、はると

もう一つ注目すべきは、潜入捜査官の純平の弟のはるとの行方です。

実は、純平がこの家族に入り込んだ理由は、突然行方不明となった弟のはるとを探すことが目的だったんです。

漫画の中では1年前に失踪した弟が、純平が結婚した阿久津美波とホテルのロビーで会っていた事は突き止めていたんですが、そこから足取りが不透明のままだったんです。

なので、阿久津家に潜り込めば、はるとの行方が分かると睨んでいるわけです。

【考察】覆面の正体は?

生贄家族の1番気になる部分は、やはり覆面をした人物の正体だと思います。

この人物が犯人なのは明確なんですが、果たしてこの覆面が父親なのかどうかですが、私の考察は父親ではないと思っています。

逆に、父親はすでに生贄となっている、もしくは、父親のための生贄。

そして、この殺人の犯行を行う覆面の正体は、実は、純平の弟の「はると」なんじゃないかと思っています。

あくまでも考察なので、真相は漫画を読まないと分かりませんが、父親を犯人ぽく見せておきつつ実は違うパターンは絶対にあり得そうな気がします。

生贄家族の感想

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生贄家族は、ミステリーあり、サスペンスあり、そして、めちゃくちゃグロイ要素ありの漫画です。男性が好きな漫画だと思います。

物語自体はNetflixあたりでドラマ化されてもおかしくないような内容で面白いですよ。ハマります。

なんて言うか、「早く正体を知りたい」「家族の秘密が知りたい」「覆面の顔を見たい」という読者の心理をうまくついた漫画だと思いました。おすすめです!