復讐の未亡人12巻ネタバレ、無料試し読み【殺人鬼・山下晴奈】

復讐の未亡人12巻

漫画の刃さん

復讐の未亡人12巻は、ついに斎藤真言に片思いの超危険人物、山下晴奈を蜜たちの前から消すことに成功。凛の感と、陽史の協力でストーカー殺人鬼・山下晴奈がいなくなり一件落着です。

復讐の未亡人12巻ネタバレ

復讐の未亡人12巻は、ストーカーで殺人鬼の山下晴奈の犯行がついに明るみに。警察から追われる身となり、蜜や斎藤に構ってる状態になるまで追い込まれしまい最後には逃亡をはかります。

まず前巻の続きで、凛と陽史が山下の自宅に入り込むシーンから始まるのですが、実際には鍵を開けて盗聴器を仕掛けるだけで実際には家の中には入ることまではしませんでした。

これは凛の感がすごいんです。

凛は、直感で山下はやばい女だと察知。今回、山下の自宅に入ることも危険だと判断し、それを陽史に伝えます。

実際、自宅の中には山下が殺した元彼氏の長谷川が風呂の中で浮いてる状態です。それを直感で感じ取った凛は普通の子供じゃありません。

それを知ってか、蜜を凛をそばに置いてるわけです。決して哀れみだけで、凛をそばに置いてるわけじゃなく、ちゃんと利用価値を判断した上で凛を引き取ったわけなんですね。あざとい、というか冷静というか。

ただ、凛も逆に、それを知らされて納得がいき心がすっきりした様子。う〜ん複雑ですね。

今回、山下の自宅に祖母が現れ留守中（山下は、斎藤とホテルで一緒）に、山下の犯行が明るみになってしまうんです。

そこからの山下の変貌ぶりは見ものです。

人が変わったかのように、今までの一見おとなしい山下はいなくなり、絶望の果て追い込まれた人間が本質を表したかのように山下が全くの別人へと変わります。

もう窮地に追いやられて斎藤に構ってる状態じゃないわけです。警察から追われ、死を選ぶか、それとも逃げるか。目の前に死神が現れ、究極の選択を迫られることに。

特に、斎藤とのホテルでのやり取りはすごいです。

斎藤は山下の本音を聞き、突然、裸で現れた山下に対して斎藤は冷静に対応するんですが、その対応の仕方もすごいですよ。

とにかく12巻は面白いです。

復讐の未亡人12巻は、ストーカーの心理的な部分も解説されてるんですが、なぜ、ストーカーはあのような行為を行うのかが理解できます。

蜜が斎藤に山下の心の闇というか、本質的な部分を解説するんですが「なるほど〜」って思いますね。基本的に、ストーカーは心の弱さから好きな人に対してあのようなストーカー行為に発展してしまうわけです。

弱い人間は知りたがる

目に目ないものは恐怖でしかないから

謎を暴いて安心したい自分の安心が先

相手の気持ちは後…

復讐の未亡人12巻より

まさに、これがストーカーを行う人の心理です。なるほどですね。

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